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エアコンの「ポコポコ」音は何が原因?今すぐできる対処法と予防法

エアコンの「ポコポコ」音は何が原因?今すぐできる対処法と予防法

エアコンをつけてからそんなに時間が経っていないのにポコポコといった異音がする、といった経験はありませんか?それが夏のとても暑い日だった場合など、音が気になるからといってエアコンを消して暑さを我慢するというわけにはいきませんよね。

しかし、今度は音が気になってしまって仕事に集中できない、就寝時に気になって寝れない、というような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。こういった音は故障によるものではない場合もあり、修理しても改善されない場合があります。

そこで今回は、どうしてエアコンからポコポコといった音が聞こえてくるのか。その仕組みと対処法を紹介いたします!

エアコンからなぜ「ポコポコ」と音が聞こえるの?

こういったポコポコといった音がエアコンから聞こえてくると、故障によるものかと考えてしまうかもしれませんが、こういった音は新品のエアコンや修理した後でも起こる可能性があります。

では、ポコポコという音の本当の原因はなんなのでしょうか?エアコンから変な音がよく聞こえるのはどんな日かを思い出してみてください。雨や台風の日に多いと感じませんか?実は、エアコンから聞こえてくる音の原因はそこにあるのです。

もっと具体的に言い換えると、部屋の中と外の気圧の違いが、この音を発生させる原因なのです。エアコンは、冷房や除湿をおこなおうとすると、その仕組みからエアコンの内部に結露水が生じます。

そして、この生じた結露水を外に排出するためにドレンホースと呼ばれる管で部屋の外とつながっています。つまり、ドレンホースを通して、部屋の中と外で空気の出入りが可能になります。

雨や台風の日のような、部屋の中と外で気圧差が激しい日には、その気圧差がなくなるよう働くという性質が気圧にはあるので、外から中に空気が入り込もうとします。

また、窓を閉め切った空気の出入りが少ない部屋の場合は、外の空気はドレンホースから集中して入り込もうとしてきます。それに対してエアコンは、入ってくる空気とは逆の向きに、すなわち中から外に結露水を排出しようとします。

こうなると、外に出ようとする結露水に外からの空気が入り込みます。そして、泡となって弾けると音が出ます。これがポコポコといった音がエアコンから聞こえる原因なのです。

このため、気密性が高いとされる高層マンションなどでは気圧差が発生しやすく、こうした音が鳴りやすくなってしまいます。

エアコンの「ポコポコ」音を解消する方法!

エアコンの「ポコポコ」音を解消する方法!

「ポコポコ」音が鳴る仕組みを理解したうえでどうしたら音を取り除けるのか。その対処法をご紹介します。

窓を開ける

先程説明したように、この「ポコポコ」といった音は部屋の中と外の気圧の違いによるものですので、窓を開けたり、換気口を開けたりと気圧差が出ないようにすれば解決します。ただ、雨風が強かったり、台風の日に窓を開けておくのは危険ですので、注意しましょう。

ドレンホースを掃除する

音が鳴る理由として、ドレンホース内を通る結露水が上手く流れて排出されないことも考えられます。ドレンホース内にゴミやホコリが溜まって詰まることで結露水が流れるのが邪魔されている場合もあります。しばらく窓を開けても直らなかったときはドレンホースを掃除してみましょう。

エアコンの「ポコポコ」音を予防するには

逆流防止弁を使う

ポコポコ音を予防するには、ドレンホース内を空気が逆流しないようにしてあげるのが一番有効的です。そこでおすすめなのが逆流防止弁です。

逆流防止弁とは名前のとおり、ホース内の空気や物質の流れを一方向に限定させるものです。こちらをドレンホースにつけると外からの空気やゴミが入り込むのを防いでくれます。

これにより、ドレンホース内を水が流れやすいようにしてポコポコ音を防ぎながら、ホース内のゴミやホコリによる詰まりも予防できます。さらには虫の侵入や、ニオイの予防にもなります。

取り付け方

逆流防止弁の付け方は、ドレンホースに逆流防止弁を差し込むだけですので、一人でも簡単におこなうことができます。この時に、逆流防止弁が外れないようにテープなどで固定してやると安心です。差し込んだ後はちゃんと水が流れているか水漏れがないかも確認しましょう。

エアコンから「ポコポコ」以外の音が…何が原因?

エアコンから「ポコポコ」以外の音が…何が原因?

エアコンからポコポコ以外の音が聞こえてくる場合もあります。ここでは室内機と室外機に分けて、聞こえてくる音について原因と対策を説明します。

室内機の異音

・ガタガタ音
エアフィルターやダストボックスが外れかけており、エアコンが作動することで外れかけている部分が振動して起こる音です。一度、エアコンのフィルター、ダストボックスなどの取り付け直しをおこなった方がよいでしょう。それでも直らなかった場合は、業者に修理を依頼しましょう。

・キュルキュル音
この音が聞こえるのは、汚れやほこりがたまりすぎていることが原因で起こる音です。この音が聞こえたらエアコンのフィルター周りを一度掃除してやる必要があります。

・シュルシュルシャー音
この音は鳴っても基本的には問題はありません。エアコンの中を流れる冷媒と呼ばれるガスがパイプの中を流れる音、または、冷たい風がエアコンから出るときに発生する音です。

・キシキシバッキバッキ音
エアコンのプラスチック部分がきしんでいる音です。エアコンの暖房や冷房機能によって本体のプラスチック部分が収縮したり膨張したりすることで起きる音なので、基本的には問題はありません。

室外機の異音

室外機の音は、作動させるうえで音は必ず発生してしまうものです。しかし、バチバチといった音が聞こえる場合は、ファンが故障したり何かしらのゴミが挟まってしまっていたりする可能性が考えられます。

あきらかにいつもとは違う音が鳴り続けているというときは、故障または故障する前触れかもしれませんので、業者に頼んで修理してもらいましょう。

エアコンの異音の原因が分からないときは業者に相談しよう!

自分で対処してみて異音が改善されず、原因が分からないときは、一度業者さんに相談してみてもらうのが確実です。エアコンを徹底的にキレイにしたいという場合はエアコンクリーニング業者に、エアコンが故障した場合は修理業者に依頼することをおすすめします。

中には、修理とクリーニングの両方をおこなってくれる業者もいます。エアコンの業者の種類は非常に多いです。

もし、どの業者に頼んでよいか分からないといった方がいらっしゃいましたらぜひ私たちエアコン110番にご相談ください。お客様のご希望に沿った作業をおこなうことができる業者を派遣いたします。

まとめ

今回はエアコンからポコポコといった変な音が聞こえるときの仕組みと対処法をご紹介しました。変な音が聞こえても、故障しているとは限りません。意外とエアコンの中に詰まったゴミやホコリが異音の原因であったりと、少しの対策で改善できるケースも多いです。

また、ゴミやホコリは異臭や故障しやすくなる原因にもなってしまうおそれがあるので定期的にフィルターを掃除するなどメンテナンスをしておくとよいでしょう。

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「NEXT1000」5位選出 専門業者とマッチング

KBC九州朝日放送2019/5/21 放送

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テレビ朝日2019/5/7 放送

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日経産業新聞2019/3/26 掲載

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