エアコンの歴史を紐解いてみましょう。 アメリカの某科学者が、フッ素と塩素の化合物フロンガスの開発を行って、フロンガスによる冷媒の開発に成功しました。 1930年の出来事で、これが世界初のエアコンです。 日本では、1950年に国産のクーラーが販売されるようになり、60年頃には、室内機と室外機が分離した「セパレート型」や「ヒートポンプ式」 の暖房機能を備えたものが登場しました。 1970年代に突入すると、大気汚染などの公害が社会問題化したため、環境に配慮したエアコンが登場するようになり、 2000年頃からは、環境に配慮したものだけでなく、電気代の節約にもなるエアコンが普及しています。