エアコンは定期的に掃除しないと、汚れがたまり、そこからカビが生えます。定期的な掃除を怠っていて、久しぶりにつけてみると妙なにおいがすると思いますが、あれは埃やカビのせいで起きるにおいです。カビが発生する原因は、エアコン内部に埃がたまり、そこに結露や湿気などによる水分が集まり、カビになります。ですから、普段から掃除しておけば、カビの原因となるものを排除できますので、カビが発生するリスクが減少します。では、定期的に清掃し、きれいなエアコンを使用しているといったいどのようなメリットがあるのでしょうか。健康面でもそうですが、電気代が変わってきます。環境省の調べによると、使用している時期は、使い方やタバコの有無などによりますが、2週間に1度掃除しておくと、大体5%ほど消費電力の削減につながるそうです。フィルターの掃除は、そこまで大変なものではありませんが、ヤニがこびり付いていたりすると手間が増えると思います。また、エアコンの本体の汚れがひどい場合は分解清掃する必要があることがあり、その際はエアコンクリーニングを業者に依頼しましょう。知識がない人間が行うと、壊れてしまうこともありますし、感電などで怪我に繋がる恐れもあります。部屋を掃除するついでにフィルターの埃も落として置き、よく使う時期にはきちんと掃除しておきましょう。