エアコンを使用していますと、フィルターにハウスダストが溜まっていきます。そのまま放置すればエアコンの空調効率が低下したり、吸い込んだハウスダストを部屋中に撒き散らしてしまう事になります。そのため、フィルターに詰まったハウスダストは定期的に除去する必要があるのです。しかし、そもそもハウスダストとはどのようなものなのでしょうか。
ハウスダストとは、肉眼では確認できないほどの微小なゴミの事を意味します。一口にハウスダストと言っても、衣類や布団などの繊維クズ、ダニの死骸や糞、花粉など様々なものが混在しています。それらは非常に軽いため、人の動きが激しい日中や夜間は空気中に舞い上がり、寝静まる事には床などに落下していきます。ただし、水分や油分が混ざりますとしつこい汚れに変化してしまいます。
そんなハウスダストには、アレルギーの原因となるアレルゲンも含まれています。ダニやカビ、最近などは一年中発生しますし、季節によっては花粉も大敵です。中でもダニは増加傾向にあると言われており、ちょうど今の時期は夏に増加したダニの死骸・糞が多いので注意が必要です。
ハウスダストの発生を完全に防ぐ事はできませんので、エアコンの汚れも避けられません。夏や冬など、エアコンの使用頻度が高くなる前にエアコンクリーニングを済ませておけば、最初に述べたようなエアコンの不調を避けることができます。もうそろそろ本格的な冬を迎えますので、エアコンの暖房を使用されるご家庭は今のうちにエアコンクリーニングを済ませておく事をおすすめいたします。