皆さんの使われているエアコン。どのようにしてお部屋の中の温度を下げたり上げたりしているかご存じですか? エアコンの室外機と室内機は配管で接続をされているのですが、この中には冷媒と呼ばれるガスが充填されています。 細かな説明はここでは致しませんが、冷媒を圧縮させたり膨張させたりすることで、冷媒自体の温度を下げたり上げたりすることが可能です。それを室内機の中の熱交換器という部分に送り込むと、エアコンから冷風や温風が出て、お部屋の温度を調整することができます。 名前だけ見ると、冷房運転の時だけ影響しそうな冷媒ですが、このように暖房運転時にも大きな役割を果たしています。 この冷媒はガス状なので、実は少しずつ配管から漏れ出しています。室内機と室外機を繋ぐパイプの接続部分から漏れているのはもちろんのこと、配管自体が劣化すれば、そこから少しずつ外に漏れ出します。 もしも冷媒が漏れて、量が減った状態で運転すると、本来よりも大きな電力を使わないとお部屋の温度を調整できず、余分な電気代が掛かってしまいます。 エアコンをつけているのに、妙に寒い(暑い)という時は、冷媒の量が不足しているおそれがありますので、一度調査してもらうと良いでしょう。また、クリーニングもついでに行ってもらうと、より節電にもなりますし、使い始めの嫌な臭いなどを防止することができます。 冷媒補充、クリーニングについてのご相談は、お気軽に当サイト、エアコン110番にお寄せください。