最近のエアコンには必ず除湿という機能がついていますよね。では冷房と除湿はどのように使い分ければよいのでしょうか。冷房とは室内の温度を下げることを再優先とした機能であり、除湿は空気中の湿度を下げることを再優先とした機能です。冷房も除湿も基本的には室内の空気を冷やしますが、冷房機能は設定された室温になるように運転をし、除湿は目標の湿度にするために運転をするという違いがあります。 また、除湿機能には「弱冷房除湿」「再熱除湿」という2つのタイプがあります。弱冷房除湿とは水分を集めるために温度を下げた空気を部屋に送る機能のことをいいます。再熱除湿とは水分を集めるために温度を下げた空気を適温に温めなおしてから部屋に空気をおくるという機能です。 使い分け方が難しそうですが、梅雨の時期や雨によって少し肌寒い夏の夜などは再熱除湿機能が適しています。湿度がジメジメしている夏場の時期は弱冷房除湿機能がおすすめです。 それぞれの特徴を理解することで除湿機能を正しく使うことができて、電気代の節約にもなりますよ。 12月はエアコンが安く売りだされることも多いですが、エアコンの除湿機能に注目して購入を検討してみるのもいいですね。