エアコンを使っているのに部屋がなかなか冷えない……という経験はどなたにでもあるかと思います。
大抵はフィルターが目詰まりしていたり冷媒ガスが抜けていたりと本体の不調が原因ですが、エアコン掃除やメンテナンスをしても解決しない場合は室外機の方にも問題が起きていないか注意してみましょう。
夏場に多いトラブルは、室外機の周囲に雑草が生い茂りすぎて排気の邪魔になっている、あるいは室外機のファンにツタなどが絡みついて回転しなくなっているなどです。
エアコンの冷房は、本体から室外機へ熱を移動させ、室外機から外気へと熱を放出することで冷たい空気を作り出しています。
室外機の排熱がうまくいかないと十分に熱を移動させることができずお部屋の室温もなかなか下がりません。
雑草が室外機の周りに生えすぎていると、草が断熱材の役割をして周辺の温度が上がってしまったり、室外機の吐き出す熱い空気を跳ね返して逆に室外機を温めてしまうといったトラブルのもとになります。
エアコンの負荷を増やして寿命を縮めないためにも、お庭に室外機を置かれている方はときどき室外機の周りをチェックしてみることをオススメします。