「酷暑」という言葉が聞き馴染みのあるぐらい、暑い真夏はエアコンがないと耐えられませんよね。よくニュースで「命の危険にかかわる暑さ」といわれていたように、自分の身を守るためにもエアコンは必要です。 そんなエアコンのドレンホースの替え時が分からない方も多いでしょう。
ドレンホースとは、エアコンの排水ホースのことです。
今回は、ドレンホースの交換時期や交換方法、交換する際のポイントをお伝えしていきます。交換時期や交換方法で悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
そろそろ交換時期かも!ドレンホース劣化のサイン
ドレンホースの劣化のポイントについてお伝えしていきます。
ドレンホース
エアコンから水漏れ
エアコンから水がたれてきているという方はいませんか?そのような方はドレンホースの中が詰まっている可能性が高いです。
ドレンホースが破損している
次にドレスホースが劣化する原因についてお伝えしていきます。
ドレンホースの劣化の原因
紫外線
室外機の設置場所にもよるため、一概にドレンホースの劣化速度はいえませんが、劣化する速度は内部が二重構造になっているもので5年ほど、一般のドレンホースで3年ほどといわれています。
ホースの材質
材質がプラスティックだと劣化に繋がりやすいと言われています。塩化ビニール製のドレンホースにすると長持ちが期待できます。
機械的な力
ドレンホースは外に保存しているので機械的な振動を受けやすいです。
保護不足
ドレンホースは外にあるので保護があった方が安心です。カバーをすることでドレンホースの長持ちに繋がります。
定期的な交換が欠かせません!
一般的にドレンホースの耐久年数よりもエアコン本体の耐久年数の方が短いとされています。そのため、どうしてもドレンホースのこまめな交換が必要になってきます。
エアコンのドレンホースの交換方法
先述した通り、ドレンホースの耐久年数よりもエアコン本体の耐久年数の方が短いとされています。ここからはエアコンのドレンホースの交換方法についてお伝えしていきます。
必要なものをそろえよう
エアコンのドレンホースの交換で必要なものは、
新しいドレンホース
ジョイント(必要な場合のみ)
手持ちがない場合は配管用のテープ
これらはホームセンターなどで買うことができます。分からない場合はホームセンターの店員さんに聞いてみましょう。
ドレンホースの交換手順
①劣化したホースを外す
劣化したホースがテープで巻かれている場合はテープを外します。ジョイントが使われている場合はジョイントを外してから、劣化したホースを外します。
➁ホースの大きさを確認
ホースの径とホースの必要な長さを確認します。
➂新しいホースと室内機から伸びているホースをつなげる
購入したホースと室内機から伸びているホースをつなぎます。つなぎ方はもともと繋いであった方法で大丈夫です。もともとジョイントを使用していたらジョイントを使用します。
④つなぎ部分を配管テープで巻く
ホースに虫や土が入って詰まるのを防ぐため、地面にホースをつけない方がよいでしょう。
少しでも劣化対策したい!交換する際のポイント
ドレンホースは交換すればよいものの、できるだけ交換することなく長持ちさせたいですよね。ここでは、ドレンホースの劣化対策をお伝えしていきます。
素材選びやカバー設置で紫外線対策をしよう
ドレンホースは外に置かれているため紫外線の影響を受けやすいです。外に置いてあるものは多かれ少なかれ紫外線の影響を受け、紫外線の影響を受けるとドレンホースは断裂しやすくなってしまいます。特にプラスティック製だと影響を受けやすく、途中で漏水することや虫が入ってくることも考えられます。なので、塩ビ製のドレンホースに交換するか、塩ビ製の配置カバーで覆うことが有効です。紫外線を遮断してくれるのでドレンホースを長持ちさせることができますし、見栄えもよくなります。
不快な思いを最小限に!害虫対策もおすすめ
エアコンからゴキブリが出てくるなんて考えるだけでゾッとしますよね。そんなことは我が家とは無縁だと思った方も、注意が必要です。ゴキブリは、暗くて狭く、水やホコリがある場所に発生します。つまり、エアコンの室外機も
ゴキブリが生息できるエリアにはいっています。そのための対策をお伝えしていきます。
毒餌、虫用トラップを設置する
ゴキブリの対策として、毒餌、虫用トラップを設置することが効果的です。室外機の下にそのようなものを設置している方は少ないかもしれませんが、設置することで効果が期待できます。ましょう。
ドレンホースの先を地面から浮かせる
ドレンホースの先を地面から浮かせることで、地面を這っている虫の侵入の可能性を低くすることができます。
ドレンホースの先端に網などをかぶせる
ドレンホースの先端に網やストッキングをかぶせることで虫の侵入を防ぎます。網やストッキングが汚れると排水不良で故障の原因となるので定期的に交換する必要があります。網やストッキング以外にドレンホース専用の防虫キャップも売っています。
他の部品に傷をつけては大問題!不安なときはエアコンのプロに任せよう
ドレスホースの交換に不安がある人は、エアコンのプロに依頼しましょう。無理して自分で交換をして他の部品を傷をつけてしまっては、さらなる費用も時間もかかります。もし依頼するときは、複数の業者に見積りを出してもらったり、相場や追加費用についての確認をすることが大切です。
まとめ
今回はエアコンのドレンホースを交換する方法、ドレンホースを長持ちさせる方法、そして害虫を防ぐ方法をお伝えしてきました。
最高気温40度超えが珍しくなくなった現代では、エアコンが壊れたら一大事ともいえます。長年エアコンを使っているうちに、つまりや劣化を招くことがあるドレンホース。そうならないためにも、今回お伝えしたようにエアコンのドレンホースは自分で簡単に交換できるのでぜひお試しください。
しかし、エアコンは高いところにあるため、作業は困難を極めます。そのため、自分でやることに不安がある方は業者の方に相談してみましょう。安全かつ迅速に対応してくれます。もし依頼するときは、複数の業者から見積もりをとり、相場や追加費用などを確認してご自身が納得してからにしましょう。この記事がドレンホースの交換に役立つと幸いです。